ファンドオブファンズ?ファミリーファンド?直接投資?

投資信託の目論見書を見てみると最初のページに投資形態という欄があり、ファンドオブファンズ(FoFs)かファミリーファンドか直接投資という文言が入っています。

投資信託の資産運用方法の種類の名称ですが、それぞれどのような意味があるのでしょうか。

ファミリーファンドとは

ファミリーファンド方式はマザーファンドとベビーファンドがある方式です。購入を検討しているファンドがあったとして、その目論見書にファミリーファンド方式という記載があった場合、そのファンドはベビーファンドであり、ベビーファンドの資金がマザーファンドに流れマザーファンドが実質的に運用を担っています。マザーファンドを設定し、そのマザーファンドに投資するベビーファンドを複数設定することが可能なのです。例えば、ファンドの名称が同じでも決算回数の違いで違うファンドが設定されている場合や、為替ヘッジの有無で違うファンドが設定されている場合は、その運用では同一のマザーファンドを購入しており、集まったお金を一つにマザーファンドにまとめることで効率的な運用をしていることが考えられます。

ファンドオブファンズとは

ファンドオブファンズの場合には、そのファンドが別のファンドを購入している形式です、例えばA運用会社のファンドオブファンズのファンドを購入した場合、その中身はB運用会社の機関投資家向けのファンドを購入しているということがあります。A運用会社として実際に運用する体制を構築できていない場合や体制があっても他のファンドを買ったほうが良いと思われる場合等にこのような方式をとっている可能性があります。このようなファンドの問題点は信託報酬(運用管理費用)が割高になる可能性があることです。先ほどの例で言えば、A運用会社に信託報酬を支払う他に、B運用会社へ支払う信託報酬も投資家が負担しなければなりません。このあたりのことは交付目論見書に必ず書いてあります。信託報酬が〇〇%、投資先ファンドの信託報酬を含めた実質の負担割合は〇〇%、といった具合に。目論見書は、そのファンドの説明書と言えます。

直接投資とは

直接投資の方式では、そのファンドが直接投資対象資産を購入しています。一番わかりやすい形式です。

 

重要なのは

このような投資形態の違いは重要ですが、一番大切なのは、投資を行うのは誰なのかだと思います。ファンドオブファンズであれば、購入予定のファンドが更に投資している先のファンドの運用会社が実際の運用者です。ファミリーファンドや直接投資の場合でも、運用会社が実際にはその運用を外部の運用会社に委託していることも多々あります。そのあたりのことは目論見書に書いていますので、必ず確認するべきです。もちろん、運用会社の名前や規模、過去の運用実績だけでは本当に優れた運用をしてくれるかどうかはわかりません。しかし、自分の資産をどこの誰に託しどのように運用してもらっているのか意識するのは重要なことだと思います。

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