人気のモビリティイノベーションファンド

2018年1月22日設定のモビリティイノベーションファンド(BNYメロン)は、購入の申し込みが殺到したため、2018年3月22日より販売停止となっています。(2018年4月18日現在)

今回は、このモビリティイノベーションファンドの人気の理由を調べてみます。

ファンドの運用の実力は未知数

当然のことではありますが、設定から3ヶ月程度しかたっていないので、運用実績を分析することは難しいです。設定から約3ヶ月の現時点で基準価額は9504円と当初設定時の10,000円を大きく割り込んでいます。この3ヶ月は、世界的に株式市場が低迷していたことに加えて、為替も円安方向に進行したため、ある程度は仕方ないですが、投資者の立場からみると元本割れの状態は避けたいものです。

このファンドは自動車関連企業の株式へ投資するというコンセプトのファンドです。自動運転、EV(電気自動車)、車のIT化、カーシェアリングの4つのテーマに分類できる株式へ投資します。

現時点のポートフォリオは、約4割が自動運転、約3割がEV(電気自動車)、約2割が車のIT化、残りの1割程度がカーシェアリングに関連する株式となっています。(2018年3月30日基準月次レポートより)

 

国別構成は米国が約半分を占める

同じく月次レポートより国別構成を確認できます。国別構成は以下の通りです。(2018年3月30日基準の月次レポートより引用)

米国への投資が約半分を占めています。しかし、世界の株式市場の時価総額比では米国は半分以上を占めていることを考えれば、米国の割合は決して大きすぎるということはないかもしれません。

 

信託報酬の水準は?

最後に信託報酬の水準を確認します。信託報酬は1.7658%です。モーニングスターのコストフィーレベルでは同分類のファンドの平均より安いファンドであると表示されています。しかし、先進国株式のアクティブ分類は比較的信託報酬の高いファンドが多いため、単純に比較はできないかもしれません。

まとめ

冒頭でも書きましたが、当ファンドの運用はスタートしたばかりでまだ実力は未知数です。自動車関連の技術進歩はめざましく、個人投資家からみて非常に将来性のあるテーマに感じるということでしょう。現在、あまりの人気に販売停止になっていますが、販売再開後の純資産残高の動向等を見ていきたいです。

 

データ参照元

BNYメロンアセット「モビリティ・イノベーション・ファンド」ページ

http://www.bnymellonam.jp/fund/list/mobility_innovation

モーニングスター(モビリティ・イノベーション・ファンド)

http://www.morningstar.co.jp/FundData/SnapShot.do?fnc=2018012203

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